2009年05月23日

67:カリニャン(フランス)



4月29日。Sedan(セダン)でドタバタしながら飛び乗ったTER(バス)の終着駅がこの町、Carignan(カリニャン)。カリニャンと言ったらワインを思い浮かべ、スペインやフランスのボルドーを思い浮かべてしまうのが普通。しかし、ここは北フランスのアルデンヌ州にあり、ベルギーの国境沿いの街。そして、この産業もなく、観光施設も皆無なこの街から、次なる私の旅は始まるのでした。


Sedan(セダン)から不安になりながらも、さすがはアルデンヌ。小さくて可愛らしいところがいくつかありチェキしてきました。







ほとんど曲がることがなく直進し続けるバス。Google Mapを思い出し、SedanからCarignanまでが一直線だったなと、安心が生まれつつありました。ちなみに下の動画はCarignanからSedanへの帰りのものです。



しかし、カリニャンに着いた時、バスから降りたのは私だけ(汗。バスの運転手もそそくさと去っていき、哀れな日本人が無残にもポツンと一人、残されてしまいました。駅前は何もなく、閑散とし、肝心の電話ボックスに入って連絡を取ろうとするも壊れていました、、、。



とりあえず、タクシーを捕まえる必要があったので、通りまで歩いて行きましたが、何とも交通量の少ない街だけあって、タクシーが通る気配なし。下の写真は修道院から戻ってきた早朝の写真ですが、昼間も同じ感じでした、、、。





記念碑もあったのですが、どうやら戦争の舞台になったことを示すもののようです。宗教戦争の時のものなのでしょうかね、、、。



タクシーを捕まえられそうになかったので、駅員にお願いしようと思い入口のドアを押すも動かない。もちろん、引いても動かない。そして、何やら張り紙が、、、。

次に開くのは14:05〜15:00。そして、土日はお休み(汗。今日が水曜日で良かったと安堵し、開くまで辺りを散策することにしました。



ため息をつき、とりあえずアブロ通りへ行きました。すると左手に広場があり、そこに教会もあるようですが、人がいない、、、。これが本当に人口3000人の街なのか。この数字は嘘なのかと思うくらい人がいない。統計が10年ほど前だと帰国後に気がつき、今は数100人程度なのだろうと推計しましたが、この時はあせっていたものです。



教会とは逆方向へ進んで見ると、、、。
な、何もない、、、。





そんなこんなで開く時間になったので駅に戻るもまだ開いていない。しばらくベンチで「ぼぉ〜」っとしていましたが、その10分後。1台の車がやってきて、中から女性が降りてきて駅の通用口!?を開けて入っていきました。

それでもすぐ開かなかったので、しばらく待機していると、一人のご老人がトボトボと歩いてやってきて、扉をガチャガチャしていたので、さっきの駅員らしき女性がやってきて入口を開けて行きました。

とりあえず、タクシーを自力で呼んで見るのも乙だろうと、日本から持ってきた携帯電話で、予め調べておいたこの地域のタクシー会社!?の番号の2つに電話するも、完全にフランス語。英語は通じず、何とかしようとたどたどしいフランス語で話していたら「ツー、ツー、ツー」と2つとも電話を切られてしまいました(欝。かなりショックを受けて落ち込むも、駅員に頼むべく入口を開けて窓口へー。

さっきのご老人、貫禄のあるお婆ちゃんの番が終わり私の番になりました。重たい荷物をベンチに置き、英語混じり、フランス語混じりで伝えると、タクシーを呼んでくれることになり、行き先を告げると電話を代わりに掛けてくれ、「10分くらいで来るそうよ」と教えてくれました。彼女が、まさにバックパッカーの女神になった瞬間でした!

良かった! 本当に良かった! もしタクシーが捕まらなかったら今日中に修道院へたどり着くことはできなかったでしょう。まぁ、最悪はヒッチハイクだなと腹をくくっていたので、そこまで不安にはなりませんでしたが、タクシーという交通手段に代えられるものはないのではないかと思うほど、初めてタクシーに感謝をしました(汗。

そして、10分後、タクシーがブーンと駅にやってきたので手を上げて挨拶しました。荷物を載せ、助手席に座り、目的地を告げ、この街から無事旅立つことができましたよ、、、。

「とりあえず」なことばかりでしたが、静かな街なので都会の喧騒を離れて暮らすにはいいのかもしれません。

ちなみに、駅のホームや周辺はこんな感じです。













再見
posted by Nabokov at 17:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | Trips
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