2009年06月14日

72:アラメンゴ(イタリア)



5月3日。キヴァッソからタクシーに乗ることができ、今回の旅の真なる目的地、アラメンゴへ向かう途中にある小さな村々を望む風景に見入られ、車内からチェキしまくりました(w。窓を開け、美味しい空気と綺麗な景色に酔いしれる。何とも幸せなことではないかっ!!!




斜面に広がる畑、そしてレースで使われる山道に入って行き、アスティー市に入って行きました。そして、キヴァッソの駅から約20分。アラメンゴの文字を見つけた途端、アドレナリンが噴出しました。



そして、どこかで見たような風景が見えてきたら、案の定、タクシーは左折しました。間違いない、ここがアラメンゴだ!!!





そして、村の入口を示す看板を確認っ!!!



タクシーの運転手に「どっちに行く? まっすぐ? 右?」と聞かれたので、「右へ」といい、その先の広場!?で降りました。会計を済まし、彼を見送り、後ろを振り返ると、、、。



北イタリアに、アラメンゴという小さな村がある。



100人ほどが暮らすこの村は、修復家の村として知られている。



しかし、今日はフェスティバルの日ではなかったので人気は全くなし。とりあえず、教会へ行ってみようと近づくと、何やらお祈りが聞こえてきました。そうだ、今日は日曜日、ミサの日なんだと改めて気が付きました。

しかし、教会に入る前に教会から見渡せる景色に思わず「Bello!!!」と感動しました。何て美しい村なのでしょうか、、、。



そして、ミサに参列しました。参列者の多くはご老人。そして数えるほどの若者と子供たち。村人のほぼ7,8割がいたのではないでしょうか。

ミサの最中、出会いに感謝し、参列者同士で握手をする時「どこから来たの?」と聞かれたので、何度も「日本からです」と答えながら握手しました。





ミサが終わった後、こっちは何だろうと坂を上って行きました。それにしても、暑い。冬用のジャンバーを着たままだったということもありましたが、雲1つない空と照りつける太陽。祝福されているのだと感じるのはこういう時なのでしょうが、もっと身軽な格好で来るべきでした(w。







どうやら高台にあるのは共同墓地だったようでしたが、村で一番高いところにあるだけに近くの村を望むには良い場所でした。

帰り道も、来る時には気が付かなかった景色に見とれていました。







墓地から教会前まで降りてきて、とりあえず一休憩。そこである不安と戦うことにしました。それは、村唯一の宿泊施設B&BのAra Meaに予約していたけど、一度も予約の確認の連絡が来ることもなく、アラメンゴに来てしまったことです。

結局、「まぁ、野宿でいいか」と結論を出し、まだ昼前の11時頃だったので、痛む足を労わりつつ、村を端から端まで歩いて見ることにしました。





しばらく歩いていたら猫たん発見っ!!!





その後もフラフラし、手当たり次第にチェキしました。
地域バスもあるようですが、使えないので無視(w。

























右端から左端まで歩いて5分(w。何て小さいんだ、、、。
そして、左端に着いた時、突き当たりにあるのがどうやらB&BのAra Meaのようでした。とりあえず、看板が出ていたので、その下にあるブザーを押す。押す。押す、、、。反応がない、、、。やはり、予約できていなかったのか、変な日本人がやってきたので無視されたのか、、、。そして、見上げると子供たちがはしゃいでいました、、、。

まぁ、仕方がないなと、お腹が空いてきたので、この近辺を通るドライバーさんご用達のお店があるというようなことをネットで見たのを思い出し探して歩くものの、そもそもお店がこの村には一軒もありませんでした(欝。落ち込み、教会前の通りで荷物を降ろし、とりあえずジャンバーだけでも脱ごうと考え、脱いだジャンバーをバックパックにくくりつけようとしていたら、遠くから声が聞こえてきました。

その声の聞こえる方を向いて見ると、一人の女性がこちらに向かって歩いてきました。手を上げたので、「私?」というリアクションをすると「そうだ」とのリアクションが帰ってきました。

そして、近づくと彼女は「さっきブザーを押した? 子供たちが教えてくれてね」とのことー。そうだと答えると「インターネットで予約してた人ね(w」ということで、B&Bへ案内してくれました。

B&Bへ付くまでの間、「どこから来たの?」、「この村をどこで知ったの?」、「この村はどう?」などと聞かれたので、日本から着て、日本のテレビでこの村のこと知り、ここにグイド・ニコラ氏がいること、美しい村ですね、ということを伝えました。

日本人、テレビ、グイド・ニコラというキーワードに応え、彼女は数年前に日本のクルーがドキュメンタリーの撮影にやってきたのよ、と教えてくれました。「それって、これ?」と携帯電話に入れておいたアラメンゴの動画を見せると、「そうよ、それよ!」と感動されました。

また、美しい村であることに対しては、ありがとうと言われました。

そうこうしているうちにB&B Ara Meaに着きました。



すると、鉄格子の中にいた人と彼女が話し始めたので「どなたですか?」と聞いたら「私の父よ」と紹介してくれ、彼に私を紹介してくれ、日本から来たことで、以前来た日本人クルーの人たちの話をされました。握手をし、楽しんでねということで別れ、「入口はこっちなのよw」と案内してくれました。







中に入るとヒンヤリとした空気が体を包み込みました。そして、B&B内を案内してくれました。鍵の説明と朝食の時間はいつにするかなどを話し合いました。

階段を上がり、部屋へ案内されました。荷物を置き、窓を開けると、女性が日向ぼっこをしており、近くにさっき見た男の子とと女の子が二人遊んでいました。そして、庭にいるのはノルウェーから来た人たちだと聞きましたが、後で子供たちに話したら、子供たちはイタリア語を話しました(w。でも、親は聴いたことのない言葉を話していました。真実はいかに、、、。





部屋の中は落ち着いた雰囲気で、バスルームとタンス、TV、キングサイズのベッド(シングルを繋げただけですがw)がありました。





それはそうと、部屋から見える景色、ベランダから見える景色は絶景でした♪





バルコニー!?や中庭はこんな感じです。隣の建物はB&Bのオーナーの家で、ワンコもいました。郵便局の車以外には吠えないですし、遠くから見ているだけなら静かなワンコでした。でも、近くに行くと遊んで欲しいのか、めちゃくちゃ暴れます。尋常じゃないくらいに、、、(汗。楽しいんですけどね。











そして、リビングに降りていくと彼女がいたので、グイド・ニコラ氏のいる場所を聞きました。すると彼宛に電話をしてくれるとのことでした。感謝しつつ待っていると、どうやら電話に出ないようでした。

そこで、どこにあるのか、どういう外観の建物なのかを確認して、実際に向かうものの、やはり不在でした。





日曜日なので、どこかに行っているのでしょうか。翌日は月曜日なので、月曜日なら間違いなくいるとのことなので、翌日に会いに行くことにしました。

そして、空腹を感じながらもアラメンゴ一帯を散歩することにしました。まずは入口だろうと、入ってきた道を戻っていきました。











今度はAra Meaの奥にあり、なぜか入口が封鎖されていたところに向かいましたが、何やら別荘!?らしきものや、子供たちがたくさんいる施設!?がありました。いったいここは何だろうと思いましたが、そちらは見ないことにして、ここから見える景色を堪能しました。

















しかし、時間はまだある。何時間も、、、。とりあえず、B&Bに戻ることにしました。やっぱり、もう少しだけ村を歩いて見ようと思い中央広場まで行きました。そして、お婆ちゃんやお爺ちゃんたちが座っていたので、持って来たグイド氏の写真を見せると、Restauriにいると言われました。いなかったんだけどなぁ、と思いつつもありがとうと伝えて戻ってきました。





そして、庭で遊んでいる子供たちに混ざってサッカーをしました(w。

その後は、日向ぼっこをしつつ、持ってきた『天使と悪魔』を読みふけっていました。夕食の時間になると、ここに泊まっていた夫婦とその子供たちが車で近くの町まで食事に行った後も、私は本を読んでいました、、、。

散歩している時もそうでしたが、この村にはなぜかヘビトカゲがたくさんいます。読書中も何匹ものヘビトカゲがちょろちょろと動いていました。



そして、夕方の絶景をチェキ♪









本が読めなくなるまで暗くなったら、部屋に戻り、明日グイド氏に会ったら何を言おうかと考えたり、TVをつけてみたり。1人部屋は寂しいので、とりあえずリビングに降りてTVを見るもやはり1人(寂。とりあえず、お笑い番組があったので、笑って寂しさを晴らしていました。

そして、食事に出かけていた家族が帰ってきたら、夜の散歩に出ることにしました。



そして、猫ちゃんに遭遇♪



もちろん、小さな町なだけに、行くところがない(w。することもなくなったので、B&Bに戻り、寝ることにしました、、、。

翌日、朝早く目が覚めたので、またベランダからチェキ♪







「おはよー!」とワンコに言うと、部屋に戻りTVをつけました。朝食の時間は朝7:30にしていたので、7時位になると奥さんがやってきて、キッチンから準備をする音が聞こえました。

時間になったら部屋から降りていきました。
そして、机の上には美味しそうな朝食がずらりっ!!!



左にあるケーキの他、中央のラスクや、右奥のキウイやその手前のかぼちゃのジャム。これらは全て奥さんの手作りだそうで、美味しくいただきました。そして、コーヒーを入れてもらい、朝食を堪能しました。

すると奥さんが、アラメンゴのドキュメンタリーを撮影しに来た日本人クルーのことを話してくれ、4人の人が4週間も泊まっていたとのことでした。なるほど、どうりでリビングルームに文芸春秋が置いてあったわけですね(w。そして、赤い服を着た体格の良い人が小さな折鶴を作ってくれたとのことで、それを見せてくれました。

また、このB&Bの名前Ara Meaの由来や、この地域の村々についてや、そのパンフレットなどをくれました。そして、訪問記念にした記帳に対してお礼を言われましたが、妙な日本語に書きながら気づいたものの、ボールペンだったので修正できず、その流れて書いてしまいました。読まれるのがかなり恥ずかしいくらい変な文章です。訪れた際は読まないようにお願いします。

食事を終えると、グイド氏の話になったので、よければ「通訳をお願いできませんか?」と言うと、9時から仕事に行かなければ行けないとのことで、日本人が1人そちらに向かう旨の電話を入れてくれました。とりあえず、荷物は戻ってくるまで置いておいていいよと言われたので、宿泊代を払い、最後の挨拶をし、意気揚々とグイド氏のいるNicola Restauriへ向かいました。

途中、また猫たんと遭遇しました♪ 犬の方が人よりも多いと言われているこの村。しかし、道端で会うのは猫たんだけー。でも、どこかにたくさんワンコがいることが分かる何匹もの声を何度か聞きましたので、間違いないようです。そして、そのワンコたちは、案内されなかったRestauriの奥にいるようでした。



そして、目的地に到着するとブザーを押し、応答があったので「中に入れますか?」と伝えると、「ちょっと待ってて」と言われたので待っていました。すると、右手側から白衣を着た人が歩いて来ました。

どこかで見たことがあるような、、、と思っていたら、間違いない! 彼こそがグイド・ニコラ氏だと分かりました。思いがけない登場に緊張しましたが、私が着いた後にやってきた納入業者さん!?と話し始めました。

すると、正面にある建物から1人の女性が出てきて、どうやらグイド氏のお孫さんらしかったのですが、私を中に入れるようにグイド氏に伝えると、グイド氏が鉄格子門を開けて中に入れてくれました。

そして、あらためて挨拶をしました。「Prego」と進めてくれたので、建物の中に入ろうとしたら、猫たんがまた歩いて来たのでじゃれていたら、またグイド氏に「Prego」と中に入るように言われました(w。

中に入るとため息が出てしまうような光景がそこにありました♪ それはいただいたパンフレットに載っているのと同じ、こんな情景でした。



もう感動しまくりでした。そして、さらに奥に案内してくれる途中、私が目にしたのはある有名画家の傑作がありました。後ほど、写真を撮って良いかどうか聞いたのですが、「残念だけど、、、」と断られるのも分かるほどの作品でした。ここにこれがあること事態が秘密なようでした。

奥の部屋では修復している人がいました。そして、壁には顔料が一面に飾られていて、感動も頂点に達していました!

その後、2階に案内されると、大理石でできたキリストの像があり、「美しいだろ。でも、修復が必要なんだ。直してやらないとな」というようなことを言われました。イタリア語はほとんど分からないのですが、何とか理解したというところでした。さらに奥に行くと、ミイラの入った木棺があったり、事務仕事をしている女性がいて、彼女にパンフレットをいただきました。

1階に戻ったら、カフェを1杯ご馳走してくれました。その後、PCを操作していた人が、以前ここに来た日本人撮影隊の人たちの写真を見せてくれました。

その後、「日本ではどんな仕事をしてるの? 修復の仕事?」と聞かれたりしましたが、イタリア語がさっぱりだったので、分かったのは2割程度でした(汗。イタリア語、身につけないとな、、、。

ここにいたのは45分程度でしたが、何とも内容の濃い時間でした。帰る際、門まで送ってくれましたが、記念に写真を撮れませんが頼むと、撮る人がいないよと中から女性を呼んできてくれ、記念撮影をしました。





「また来ます」と別れを告げ、後ろ髪を引かれながらB&Bに戻りました。戻るとお掃除のおばちゃんがいたので挨拶し、見納めになるB&Bからの眺めを楽しんでいました。

その後、予め奥さんに頼んでいたタクシーを待つことになるのですが、それまで荷物の忘れ物がないかなどの確認をし、おばちゃんに別れの挨拶をしてB&Bを後にしました。また、奥さんのお父さんが隣の建物の庭に出ていたので、ワンコたんともに別れの挨拶をしてタクシーを、近くの駐車場で待つことにしました。

しかし、結局タクシーが来たのは予定時間から30分経った後(汗。何ともルーズ過ぎる(w。今度のタクシーの運転手はフランス人らしかったので、フランス語に切り替え挨拶をしました。そして、遅れた時間を取り戻すがごとく、とにかくぶっ飛ばしてキヴァッソまで連れて行ってくれました。前に車がいたら、100%抜いていきました。その数は間違いなく10台を越えていたと思います(w。

事故もなく無事キヴァッソの駅に着きましたが、電車に乗れる良い時間に着いたので、そのままトリノへ引き返し、次の町、ミラノへ向かうのでした。


再見
posted by Nabokov at 16:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | Trips
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