2010年10月12日

101:ヤンゴン3(ミャンマー)



9月23日。「バゴーに行こう!」ということで急遽、出かける準備をして外に出ました。パノラマ・ホテルからすぐ近くの歩道橋を渡って行けばすぐそこはヤンゴン中央駅ですが、お昼ということもあって人だらけ。食事はバゴーに着いてから食べようと思っていたので、何も食べずに駅まで歩いて行くことにしました。



すでに使われなくなったと思われる青々とした鉄道を見下ろしつつ駅に向かいましたが、改札らしき改札がない。まぁいいやと適当なところから下に降りて行き、どうやらメインフロアーらしき場所に到着しました。以下の写真は帰りの際に撮影したものです。



どうやって切符を買うのかなと10分ほどベンチに座って見ていたのですが、カウンターらしき場所が複数あるものの、誰も近寄って切符を買うことなく、プラットホームに入っていっていました。「さすがに切符はいるだろ」と思い、壁側のカウンターに近づいて「バゴー行きのチケットはどこで買えますか?」とたずねると「あっちだ」と指さした人はプラットホームへ入る傍に立っている人で、改めてこの人に質問すると「向こうだ」と指をさす。「こっち?」と先ほどのカウンターを私が指差すと、腕を大きく上げて「裏だ」みたいな動作をしました。「裏ってどこ?」と困っていたのが伝わったのか、裏手にあったもう1つのフロアーに連れて行ってもらい「こっちに並んで買うんだ」と指示しながらも一緒に並んでくれました。

順番が来てカウンターの中の人に「バゴー行きの切符下さい」というと、また「向こうだ」という。一緒に並んでくれた人も「そうか」とそのフロアーの反対方向にあるカウンターへ行き、また同じように「切符下さい」と言うと、やぱり「向こうだ」という。そして、また戻ると、また「向こうだ」と言われました。一緒にいてくれたおじちゃんも呆れたのか説得してくれ、ようやく買うことができました。

チケットを買う際、普通クラスか上位クラスか席を聞かれたので、とりあえず上位クラスだと言うと「ドルで4ドルね」と言われ5ドル札を出すと「お釣りがないから4ドル出して」と言う。釣りがないってどういうことやねん! その際、1ドル札は3枚しか入れていなかったので、「どうせまた帰りに、普通クラスで2ドル必要になるんだから出せないし、、、」と思い、「お釣りはいらないから5ドルでお願い」と5ドルを出したのでした。

あの親切なおじちゃんがいなかったら、今日はバゴーに行くことができなかったのではないでしょうか。その後、乗る車両の席の番号まで連れて行ってくれ、自分の席ではないのに座っていたインド人風の人をどかしてくれ、無事座ることができました。お礼にチップとして500チャット上げましたが、こういうサービスなら喜んでチップは出したいですね。

ちなみに上位クラスの席と切符はこんな感じです。車両は戦後の日本を思わせる造り。天井には扇風機がびっしり。これはカルチャーショック、いやヒストリーショックものです。





無事出発するも、遊園地のアトラクションかというほど揺れる。スピードに乗るまでのヤンゴン市内を走る時は特に揺れました。電車のスプリングもバカになってしまっているのか、一度揺れると、自然と収まるまで揺れ続けます。途中、川をチェキしました。



ヤンゴンからバゴーまで約2時間の間、何もない平原がしばらく続くあたりで雨に降られましたが、全車両の窓が全開だったので、周りの様子を見ながら私も窓を降ろしたりしながらも、何とか無事バゴー駅に着きました!



駅を出たら色々な方向から声を掛けられつつも、シュエモード・パヤー程度しか見る予定がなかったので一人で歩いて行こうと思っていたのに、案の定しつこく付きまとってくる人がいたので話を聞きました。すると彼はバイクタクシーの運転手で、『地球の歩き方』に載っている見所のパヤーを全て回って6000チャットということで話がついたので、彼のバイクに乗るべく、駅前まで戻りました。でも、載ってるところ以外も回ってくれましたが、載ってるところで回ってくれないところもありましたw。

乗車後すぐ、バイクタクシーを使って良かったと思いました。それというのも、シュエモード・パヤーまでは結構な距離があったからです。土壌の凸凹道を抜け、メイン通りを走ること10〜15分。二人乗りということで危なくない程度の速度で走ってくれたので時間は少し掛かったものの、歩いていたら1時間は掛かりそうな距離でした。

余談ですが、昨日はバゴーは一日中雨だったと運転手の人が言っていましたが、今日は全く降る様子がありませんでした。「君はラッキーボーイだ」とか言っていましたが、確かに夕立とかも全くなく、本当に運が良かったのでしょう。















シュエダゴン・パヤーよりも高いということもあって、近くで見るとその迫力はさすがのものです。この日は教義を聞く日らしく、子供たちがたくさんいました。それよか、日本人が珍しいのか、物珍しげに私を見る視線を全員から受けましたw。

その後、ちょっと戻ってわき道へ入り、赤土の道をしばらく進みました。「このまま拉致されるのでは?」と思いつつもしばらく走ると何やら遠くに見えてきました。名前は忘れましたが、結構大きな寝仏でした。













喉が少し渇いたので、入口前の売店!?で休憩を取ることにしました。そして、甘いと噂のミャンマー・コーヒーを注文すると、本当にインスタントコーヒーが出てきました。3in1ということで、コーヒー、砂糖、ミルクの粉末をお湯に溶かして飲む。甘さはスターバックスのホワイトチョコレートモカ以下で、たいしたことはありませんでした。



次に訪れたのが、先ほどの赤土の道を脇に入って行った、ゴミが山積みになった道の先にある生ける大蛇を祭ったパヤーです。大蛇の傍にいる人にお金を渡し、どこから来たのかを伝えるとお札を大蛇の額に当てて祈願をしていただけます。ちなみに、ゴミは焼いて飼料にしているそうです。















その次に訪れたのが大通りを戻った先にある、これまた名前を忘れてしまったパヤー。聖なる鳥を祭ったパヤーです。







パヤーの入口で猫たん発見っ!!! 大人しくて可愛かった♪ って、写真を撮っていたら運転手がタバコ休憩。2,3分だけでしたけどw。



「あっちは何?」と聞くと連れて行ってくれた先にあったのが仏陀の足型。





お次がお待ちかね、チャカッワイン僧院!!! ここへ行くまでの景色はカルチャーショックを受けるほどの景色ばかりでした。



























僧院を出た後はバゴーで一番大きな市場を通り抜け、バゴー川を渡りました。









そして、お次は、、、ガソリンスタンド、いや民家ですw。料金は1000チャット。しかも、この時「今、お金ないから先に1000チャットもらえる?」ということで、お金を出したのは私ですw。満タンではないものの、1回の給油が1000チャット(約95円)というのは激安です。





この後、「私の家が近くにあるから、寄っていかない?」ということで拉致されるのを覚悟で向かいました。。。途中、大音量を鳴らしながら、僧の托鉢の列に出くわしました。この時、私は「あれ? 托鉢って、朝の一回だけじゃないの?」という疑問は口に出しませんでした。



チャカッワイン僧院に向かう際に見たような景色を横目に不安を覚えつつも彼の家に着きました。ってか、紹介された奥さん綺麗っ!!! ちなみに、家やバイクはレンタルしているみたいで、また最近、不幸続きで親族を亡くしたとか話してくれました。彼の家にあった旅人ノートには西洋人他、日本人も5人ほど記帳していて、私と同じように不安を抱えつつも付いてきたけど、彼は信頼できる、良い人だという書き込みが多かったので、ちょっと一安心。出されたお茶やコーヒーは全部飲まなかったものの、20分ほどくつろいでいました。精算はこの時しましたが、「お金がなくて、今日の晩御飯が買えないところだったんですよ」とのことー。日本人の感覚をはるかに超えるこの感覚ー。有り金全てあげたくなったものです。。。あと、使わないからとタイのバーツ(コイン)を30バーツほどもらっちゃいました。
彼の家の前では子供たちが無邪気にボール遊びをしていたので、ヘルメットをかぶりながら挨拶すると笑顔で手を上げて「ハーイッ!」と返してくれました。なんてかわいい子供たちっ! 後ろ髪を引かれながら、次に向かったのはミャッ・タ・リャウン寝仏。このデカさは異常ですっ!



その次はここ、シュエターリャウン寝仏。写真を撮っていたら、撮影代として200チャット払うよう女の人が付いてきたので払いました。運が良ければ、というより見つからなければ払わずに済むのでしょうけどw。







日本兵のお墓。この周辺には、日本人が寄付したお金で立てられた建物がいくつかあるようでした。



次の場所も名前が分からないw。2番目の写真は、政府が度々入場禁止にしたりする建物らしいです。







マハーゼディー・パヤーかな?w



最後に訪れたのが、シュエグーガラー・パヤーです。





結局、お昼ご飯を食べずに回っていたことに気付いたのはバゴー駅に戻ってきてからw。「中は撮影できないよ」ということで、駅前をチェキしました。この時、夕方の5時。ヤンゴンへ戻ったら夜の7時過ぎで、ディスコに行くのにちょうど良い時間帯にヤンゴン行きの電車がやってきます。運転手に連れられ、チケットカウンターの裏側へ入っていき、一番偉そうな人にパスポートや料金の2ドルを渡してチケットを作ってもらいました。



しかし、この時、ちょっとしたアクシデントがありました。私が自分の履いていた草履の轡が切れてしまっていたことに気付いたので、「この辺で直せるところない?」と運転手に聞くと、「ないから2000チャットちょうだい、買ってくるから」ということで渡しましたが、すでに列車が入ってくる案内がされていたため、正直、気が気ではありませんでした。3分ほど待つと彼が草履を買ってやってきましたが、明らかに小さいw。もっと大きいのじゃないと履けない旨を伝えると、急いで戻っていき、買って戻ってきた時、ちょうど列車が線路の先に見えた時で、ギリギリセーフ。値段は1000チャットだったので、お釣りを返してもらいましたが、そのまま1000チャットをチップとして渡せば良かったのかもしれません。ごめんなさい。

列車に乗り込み、席まで案内してくれた彼にお礼を言って別れ、帰りの2時間、ぼぉーっと外を眺めていました。しかし、夜の6時を過ぎると車内は真っ暗。しばらくすると明かりがついたものの、エンジンと連動しているようで駅に着くたびに車内は暗黒の世界に陥りました。。。インド人の人が手持ちのライトを照らしてくれるものの、ほとんど役に立っていないようでした。

2時間後、やや遅れてヤンゴンに到着しましたが、事件・事故もなく無事戻って来られたので安堵して、ホテルへ戻りました。そして、すぐさま出かける準備をして出て行きましたが、お腹が空いていたので、これまた街灯のない真っ暗な夜の中、昼間VCDやDVDが所狭しと売られている通り沿いの路上(車道)でカレーを食べました。

再見
posted by Nabokov at 22:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | Trips
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